冷猫と五色龍

作者綺羅



あたしに信じられる人なんかいねぇ。



べつにダチや仲間が欲しいとも思わねぇ。



上辺だけのダチや仲間なんかいてもどうせちょっとやそっとのことで離れてくんだろ?




だったら一人のほうがましだ。







………そう思ってた。




お前らに会うまでは……。