………好きだ。」
もう、いいんだ。
これが本当の気持ちだから。
例え…
ー例え、こいつが俺のいとこでも。
俺は、本気で美優が好きなんだ。
***
両親を無くした龍哉は、小学一年生の頃から、従姉弟の美優の家に居候している。
そして、恋をしてしまう。
高校二年生の春。
ついにその気持ちを打ち明けてしまい…。
切なさ、胸キュン、純愛、ピュア、悲しみ、嫉妬、悔しさ、喜び、
そして、愛。
様々な想いが込められた、そんな作品です。