恋愛中毒

作者雨瑠

「生徒会長―…挨拶」

「はい―…。」



凛とした表情でステージに上がる。

名前は、吉田 誓。

その姿は本当にかっこよくて。

選挙で負けたのだって当然かなって思った。



でも、なんの活動もしなかったコイツに負けたのはすっごい悔しかったし、なんかムカツク。



だから、こいつの事は大嫌いってことで。



「ねぇ、三島さん。資料どこやったけ?」


「あ?自分で管理しとけやッ、ボケ会長ッ」


「・・・怖ッ!!」


「・・・・」