中学校生活三度目の春。
夕日が綺麗に光り、生徒達が帰る頃。
緑色に染まった葉のしげった木の下で。
鈴「隼人、あのね……
私、隼人が好きだから…つき合って下さい///」
隼人は、少し顔を赤らめてこう言った。
隼「いいよ///」
その後私たちは、一緒に帰った。
私は幸せだった。
ずっと隼人に片想いしていたから。
隼人は、家の前まで私を送ると、
「明日の朝も来るから。」
と言って笑い、帰っていった。
―ねえ隼人。
私、本当にあなたが大好きだったんだよ?
この幸せがずっと続きますようにって、願ってた。
だけど…こんなにあっさりと幸せが崩れさるなんて、思ってなかったよ。