雨でも降っていれば
溢れる涙
雨に紛らせることも
出来たけれど
あの日
見上げた空は
どこまでも
どこまでも
晴れ渡っていて
これから
歩む道を
照らし
出しているようで
溢れそうな涙
こらえ
真っ直ぐ前を向き
歩いていこうと
今
隣にあなたは
いないけど
涙を流した分
強くなれた
胸を張って
『幸せだよ』と
言える
私がいる―
今も胸には
あの日見上げた
青空が
どこまでも
どこまでも
広がっているから
-渡瀬 美華-
ー2005.11.4ー
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