「ねぇ、いま空夢みてるでしょ?」
「みてるよ」
「なに色?」
「きのうと同じだ」
「空から降るナイフの雨」
「突き刺さった人達がいて」
「僕はそれを眺めてる」
「人が火となりの人となり」
「秘密が生まれて一人となる」
「けど、僕は知らないふりをする」
「そんな空夢だけど・・・」
「ほんと、昨日と同じね」