とある女の子の苦悩と葛藤を交えたココロの真実です。二節だけの彼の心情が女の子のココロをまたさなぎから蝶へと変身させます。

 

人を思うと書いて「偲」



これは故人に対して向けられる思いだけではありません



生きながらにして悠遠の彼方の時と隔たりを持つ人を焦がれる思いも「偲」と称します




  若さゆえすれ違い



想うがゆえに望みに反す



偲びながら僅かづつ遥かな彼の方へ歩む獅子のお話です