アメノチハレ

作者

 再会は唐突だった・・・―


 少女は『そよ風』の如く俺の元から去った。


 少女は『台風』の如く俺の元にかえってきた。


 

 およそ、10年ぶりの再会。



 それが、この『お天気少女』との恐ろしく楽しい淡い日々になる事を、俺はまだ・・・知らない。