宮原冴花

昭和を生きる、強くたくましい女の子
――時代は昭和。“ひにん”と呼ばれていた家系に育った和子は、他人から軽蔑の目を向けられていた。しかしそんなある日、お金持ちでちょっぴり俺様な少年、ハルに出会うのだった。


小説全体から昭和の雰囲気が漂っていて、とても新鮮なお話でした。

和子の内面の強さ・たくましさ・弱さ・不安などが文章から伝わってきて、感情移入しやすかったです。

ラブコメタッチも強く、スラスラと読んでいくことが出来ました。

とても良い小説だと思います。