朝。家の外に出てみれば今日も、あの日のように澄んだ青空が広がっていた。
君もこの空を見ているのだろうか。ただ、この空のように澄んだ心でそう思っている。
ねえ、俺は幸せだったよ。
あんなに心から人を愛したことなんてなかった。
そう君が初めてだったんだ。
そしてこれからも、君以上に愛せる人となんて、出会えないと思うんだ。
そう君が、最初で最後の愛する人…。