誕生と終焉をいれて、十二の大樹がある世界ソルネシア。その世界には数多の剣があり、そのほとんどは、3,000年以上前同じ時期に1人の天才ともいえる鍛冶職人とその6人の弟子によって作られた。そして、その刃は決して錆びることが無く、剣ごとに特殊な力を持っている。十二本の大樹の能力を持つ剣を極十二司剣といい、それを筆頭に無数といえるほどに剣があるが似たような剣は、あっても、同じものはまったく無い。剣はひとつを抜いて必ず対になる能力の剣が存在する。
二本の大樹はその名のとおりの働きをし、ソルネシアの魂を輪廻させているが、何百年かに一度、人々の魂の垢ともいえる邪気が樹に溜まりすぎて異常をきたすという。