キミに愛されて。

作者真紀



‥私は愛なんて信じない。



愛なんて薄っぺらい皮みたいなもの。




私はキミと出逢うまで、ずっとそう思って生きてきた。




今だってちゃんと覚えてる。



キミが隣にいた事。


キミが話してくれた冗談も。


そしてキミは私を愛してくれた事も。




忘れようと想ったって出来ないよ‥。



今でもずっとアナタを想う‥。





―ねぇ、隆輝‥。―



今日も星が凄くキレイに輝いてるよ。



あの時、私たちが出逢った頃みたいに‥。



隆輝の事思い出す時は、いつも星がキレイだよ。





何でかな‥。