ずっと名前で呼んで

作者RAGA



あたしは誰に必要とされている?




何度そう思っただろう。









どんな形でもいいから、

あたしを必要としてほしかった。










誰でもいいから

あたしを愛してほしかった。

あたしがいる意味を

感じていたかった。







でも後悔している。

あの時のあたしを。







やり直せるのなら

人生もう一度やり直したい。






そして、

もう一度あなたに会いたい――