世の中には、“フェチ”というものがある。
脚フェチ
鎖骨フェチ
鼻フェチ…etc.
この物語の主人公、高校2年生の佐倉莉音(さくらりお)にも、その“フェチ”なるものがある。
それが、“声”だ。
――少し低めのその声色はとても艶やかで、耳を始めとする身体のすべてを支配する。
そんな声に、出逢ってしまいました…。
声フェチ女子高生の恋を綴った、王道恋愛小説。
――あなたはどういった声がお好みですか?
執筆開始2011/8/4~