海に手紙を

作者ぴー

私に生きる意味をくれたのはあなたでした。

手が解き放たれた瞬間、私は走り出していた。



後ろは振り向かなかった。

息が苦しくても、

靴が脱げても、

転んでも、



走り続けた。



一体どこへ向かって?




初めて小説を書きます。心に傷をもつ女子高校生“海”の恋物語。