Rainy Blues~虹がかかるまで~

作者☆minK☆






あれは確実に私の初恋だった――









私の初恋は苦い記憶となり、私の想いを封印した……






今思うと私はただ逃げていただけだったのかも知れない。


あの日から私の心は晴れることを知らない。

まるで明けることのない梅雨空のように―――――――