「これ。かけとけ」
スッと差し出された黒ブチのメガネ
「ほら。これでもう“普通の女の子”だ」
“普通の女の子”
その存在にどれだけ憧れてたことか。
私はその言葉を信じてやまなかった。
「またいつか…な?」
「うん!約束だよ!!」
数年後…
再会した幼なじみは
敵でした。
※未成年の喫煙.飲酒は法律で禁止されています。
この作品はフィクションです。