あるところに何でも思い通りになると思っている少年がいました。


少年は明るくみんなに好かれる性格をしていましたが、人の痛みが分かりません。


なにより少年はとても強く少年に逆らおうとする人は誰もいませんでした。



あるところに自分の感情すら分からない人間不信の少女がいました。


少女は人見知りで友達は少なく冴えませんでしたが、本当は誰よりも友達が欲しいと思っていました。


そんな2人は磁石のように反発し、傷つけあいながらも確実にお互いを意識し始めました。


お互いの傷を埋めるように


悲しみを乗り越え幸せを作り出すために


2人に幸せな未来は訪れるのでしょうか。