mimiko

地の文と会話文のギャップがおもしろすぎる!
事件としては、まだ何も始まっていませんが……

他校の旧校舎に事務所!?を構える、謎のボランティア集団『クラウン』

その面子の個性的で魅力的なことと言ったらたまりません。

ええ、すぐにでもフィギュアにでもなりそうな、際立ったキャラたち。クラウンメンバー。

その中に、ちょっとアンニュイな萩野さんが、スルリと混ざります。

物語は、まだそんな所まで。



個人的には文中に使われる個性的な音感覚が印象的で好きです。

『たらん、と足でリズムをとる』

他、良い所で挟んで来る。

このリズム感覚が文体を気持ちよく読ませているのかなと思いました。



そして表題の、地の文と会話文のギャップは、これはもう見事です。

思わず笑ってしまうやり取り。

キャラの魅力を引き立てている一因なのでしょうね。