アマサキ

こんな裏の裏があったとは…!
『目覚めたら見知らぬ建物、そこで始まる死のゲーム』
シチュエーション・スリラーの物語は今までにたくさん読んできた。
『自分達の正体はクローン』そんなオチの物語も他にあった。が、
『無事な方がクローンで、自分達がオリジナル』
そんな発想に至ったのはこの作品だけだった。展開上出てきていない、幾人かの【指令】が知りたくてしょうがない。細部の隅々まで読み尽くしてみたくなる作品でした。