いつも僕には、現実感が欠けていた。
すべてが、自分の関係のないところで起きているみたいに。
『みんなと同じようにしないと』
『あくまで“普通”を装わないと』
そんな考えが、四六時中纏わり付く。
退屈で堪らなかった日々を、あっさり変えてくれたのは
君でした。
青春逃避行