境遇と性格が似ている二人。お互いを一途に想い続けた二人の、一生を綴ります。ー小学校編ー幼い二人の出逢いと、家族を失った傷を癒すまで。
君と僕は、
きっと初めからひとつだった。
思うことも、
考えることも、
失ったものさえ同じ。
今も、昔も。
君への想いはただ、
ひたむきに深く、愛しいだけ。
あの日君と出逢ったのは。
運命なのだろうと、
そう思っている。