キミ色シュガー

作者柚兎

美有へ




なぁ?俺らの出会い覚えてるか?



俺の行きつけのケーキ屋にお前が居た。

ただ、それだけの出会いだったんだ。



第一印象は

「小せぇ奴、小学生か?」

って思ったんだ。



でもさ、もうその時には始まってたんだ。




砂糖みたいに甘くて…


砂糖みたいに繊細で…



砂糖みたいなお前に対する恋が―…





キミ色シリーズ第2段


*キミ色シュガー*