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(辛口)
まぁ、月姫のパクリだとかそういうことは置いておこう。
まず主人公周辺の光景の描き方については違和感なく書けてるように思われる。
しかし、日常生活の描写に際して最低限の事柄しか描かれていない節が見られるので、結果として少し味気ない印象を受けてしまう。
また、物語の展開が速すぎて、月姫をプレイした読者以外にとっては何が起こっているのか分からなくなってしまうであろう。
例えば、「直死の魔眼」についてだが、魔眼とは何なのか、主人公がこれを手に入れるまでの経緯、その時の心情等、これらの描写が無い。
経緯、心情については後からうまく伏線っぽく書き足せば問題は無いのだが、魔眼の効果くらいは詳しい説明を入れておく方がいいかもしれない。
序盤で主人公の反転衝動(?)が起こっているが、これも主人公はごく普通の性格であるというイメージを読者に植え付けてこその衝撃だと思うので、そこの描写ももう少し欲しい。
総じて、展開が速すぎて読者がついていけていない所がある、といった感じ。
オリジナル書いたらもっといいのできそうです。
以上っ!!
(誉めが少なくなるのは仕様です。あしからず)