死んでいく桜子を僕は見守る事しかできなかった。愛し合っている二人を見ているだけしか出来なかった。脇役が僕。切ない恋愛・・
好きな人。 死んでいく人。 主人公ではない俺は、二人を見ているだけだった。 愛し合っている二人を 見守るだけだった。 あと何日かで死ぬ桜子に こう言われた。 「洋・・・好きよ・・・」 嘘でもいい。 僕は君を愛している。