涼音

深い
人が生きていく中で、誰しもが必ずぶつかる壁や悩み、苦しみが描かれていました。

私も高校生のとき不登校でした。原因は精神的な病だったのですが、そのときの心情がみどりちゃんと重なって、読んでいてとても苦しかったです。

心の病気、とまではいかなくても生きる意味がわからなかったり、死にたいと思うことは誰でもあると思います。特に思春期の子はそう思うことが多いのではないでしょうか。

けれど、みどりちゃんは風原先生に出会い、恋をすることで前へ一歩踏み出すことができました。この一歩はとてつもなく大きな一歩だと思います。

この作品を読んで、たくさんのことを教わりました。
生きることはつらいことも多く、嫌になってしまうこともあります。
けれど、どんな闇にも必ず光は射すのだと、そう教わりました。
一度、この作品を読んでみてください。そうすれば、自分の中の何かが変わると思います。