現実世界と正反対の
鏡の世界があった……
朝寝坊して学校遅刻
しかもその日に限って朝学はテスト
もちろん時間が足りるはずもなく追試決定
授業は大嫌いな科目で指され
簡単な質問を間違えた
さらに寝坊のせいで弁当は忘れ
極めつけには居残り掃除……
そんな最悪な1日を過ごした京香は
つくづく現実にいやけがさしていた
「こんな現実もういやぁ!!」
京香がそう嘆いたとたん
窓ガラス全部が夕日の光を吸い込み始めて
飛んできてしまった鏡の世界…
「お前が姫だな、悪いが消えてもらう…」
そういった男に京香は命を狙われて!?