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ある朝の、偶然いつも通りの朝だった。肌寒い、秋の朝。いつもの習慣として散歩に出た私はその日、とんでもないものに出くわして――……――って男の、死体!?おかしな出会いは偶然、唐突。傷だらけで倒れていたのは同じ高校の男の子。「救急車呼んだら、ただじゃおかねぇからな」十和と冬梧の奇妙な出会い。コメディ風味の軽快一人称で綴られるストーリー。時々思わず吹き出してしまいました。嫌味のない個性的な登場人物が自然と物語に溶け込んでいて違和感はほとんどありません。例え報われなくても、私の大好きな人――……この物語がどのような結末を迎えるのか、楽しみにしています。