「おっきくになったら、ぼくのおよめさんになってくれる?」
って君はプロポーズしてくれたよね。
その時はただ嬉しくて、
「うん、あたし…ゆうくんのおよめさんになる!」
そう誓ったあの日───
「じゃあ指切りしよ?」
そう言って小さな…
本当にちっちゃな約束を交わした。
ねぇ優弥、あたしたちが出会わなければ、
もっとお互いに幸せな人生を歩めたのかな?
あたしがあの時、もっと素直だったら…
こんなに君を
苦しめずにすんだのに──