彼は私を拾ってくれた。一瞬で芽生えた想い。それは一目惚れというものかしら。
「どうしたの、黒いお嬢さん」
狂ったように笑いだす、彼。
それを見つめる、私。
「さあ…行こう、紅蓮」
そう言った彼は、私を抱き締めてくれた。
※鮮血、などの言葉入っております。
苦手な方は回れ右お願いします。