10年間の初恋。
終わったとたん私は
変わった。
彼氏の数など数えない
最悪な奴に。
いや、もっとそれ以上に
私はいつのまにか
人を愛せなくなっていた。
それゆえに背負ってしまった
買わずに済んだはずの恨みは、
驚くほどのスピードで
私の心を食いたぐり
気づけば病院。
そして失った記憶と共に
私はまた、いちから
゙恋゙の暖かさに気づいていく。
大好きだった君へ捧げたい。
今はもっと大きな゙愛゙が
ここにあることを。