詩集ざンす。後輩を剥製にした時に得たニユウロンが偶{たま/\}電気洗濯機の中で発酵してゐたのでお手製の電気ケトルにぶち込みて活字化致しました。悪しからず。

 詩と云うチンケな鎖帷子! 形而上の副産物! ヒロインの倒錯(但し純朴たれ)! 其{その}、陰毛の如き羅列ったら……ヤレ無礼講! ヤレ無礼講!   

 詩集は枕に、枕は座布団に、座布団は盾に、盾は飾れ! 玉砕覚悟のカレーパン、音の速さで飛びゆけバ、酸いも甘いも翌檜{あすなろ}の、どてッ腹鳴る流行唄、華氏弐百度の常夏に、長老は舞うティラミス食みつ。あゝざんぼうがほゝを掠めてひんがしのはてへながれていった――――人工? 天然? ……否、 ど ち ら で も な い ハーモニクス!