妄想姫と現代王子

作者nega



とても可愛らしいお姫様は


運命のひと


白馬の王子様を待ち続けていた





しかし、彼女に差し出された手は





黒いバイクの


ヤンキー様達のものでした。




「俺をなめんじゃねーよ」



「馬に乗るには免許がいるのか?」



「姫をキスで起こすのが

王子の役目だろ?」



「愛をささやいてあげましょーか

お姫さん」





「他をあたってください」





夢みるお

ハチャメチャ王子様達の




少し風変りな舞台の


はじまり、はじまり






(わたしの王子様、この指とーまれ)





( ( ( ( はーい ) ) ) )