きっと、これは運命だ。
そうだったに違いない。
あるきっかけで出会ったのは
「私は国を護る姫で在りたい」
一国を支える、
姫らしくない姫と、
「正義の海賊ってところか?」
蒼海を支配する、
海賊らしくない海賊だった。
神様なんて信じる気はないから、
私はこの出会いを海に感謝する。