⚡Flash Boy⚡――【完結】

いつも私の視界の端に映っている彼。

休み時間には、いつも読書をしていて、眼鏡が似合う彼。

オニキスのような優しく、黒い瞳を持つ彼。

なのに……なんでっ？！

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―――

「アレ、緊張してるの？

嗚呼。そっか、香苗……お前、俺に惚れてるの？」

「あ、あ、あなた…誰？」

「俺はね…神谷　圭吾、だよ。」

フッ、と笑ってからソイツは言って、私の耳たぶを一瞬軽く噛んで、妖艶に笑った……。

――――

私が好きになった人には、重大な秘密があった！！

それは………