「ねぇ…覚えてる?夏祭りの日にした約束を」「覚えてないな」と、俺は嘘をついた。






皆藤駿介は逢沢なつみと家が隣どうしの幼馴染み。



小さい頃から1つ下の弟、晃司と3人で、いつも一緒に遊んでいた。



駿介はなつみに恋心を抱いているが、どうしても《幼馴染み》という関係からあと一歩が踏み出せないでいた。




そして高校生になった駿介は、なつみとは別々の高校になってしまう。





ついに歯車が動き出した…