交じり合わない2つの想い
届かない2つの気持ち
「俺はガキじゃねぇんだよ。
子ども扱いすんな。」
いつの間にか生意気になって、
大人びた慎。
だんだんあたしから
離れていってしまうような気がして…
怖い。
「あたしにとって慎はぁ…、
弟みたいな存在かな。」
いつまで経っても南は、
俺を男として見てくれない。
これ以上南のそばにいると
好きになりすぎて…
2人の間に生まれる境界線。
どうして素直に言葉に
できないんだろう。