身内を次々に亡くし、本名を棄て『神無』となる女。

繁華街で出逢った男のおかげで『神無』の心に少しずつ変化が現れる。




生きることを恐れてはいけない。



死があるからこそ限りある命を大切にするんだ。



今ある『時』を精一杯感じて生きる。



恐れてはいけない。



死から目を背けてはいけない。



1つしかない。



『限り』があるからこそ大切にするんだ。



大切にする意味を知ったんだ。



それを教えてくれたのは貴方でした。