──キリサキ──

作者ぁぉぃ




あなたは、どうしますか?

今目の前にある幸せが、全て作り物だとしたら。

あなたの知らないところで、醜い憎悪が働いているとしたら────・・・。




新山皇良、17歳。

毎日平凡に暮らしていた彼女は、突如として凄惨な事件に巻き込まれる。

始まりは、一人の女生徒の衝撃的な死だった。

守れなかったことに罪悪感を感じ、彼女は死んでいった少女のためこの謎を解き明かそうと決意する。

だが、そんな思いも虚しく、被害者は次々に続出していくのであった。

そんな中、彼女はこの一連の事件が二年前のある事件と関係していることに気付く。


果たして犯人は誰なのか。動機は何なのか。



純粋過ぎた愛と屈折した愛が生んだ、

恐ろしくも悲しい物語。