神々の手の中で・前編

引き込まれる面白さ 何で、もっと早く読まなかったんだろう；書店にて、立ち読みしている様に感じる程の物語です。 謎めいた登場人物逹、隠された過去……幾多のトラブルなど、話の流れに緩急があって一気に引き込まれてしまいました。主人公の力がこれから、どう関わっていくのかも楽しみです。 早速続きを読まねばf^_^！ なんと言っても、面白い(>_<) その一言につきます。

次の展開が気になる！ 不思議な力を持つ主人公の塔子。 その能力にまつわる意味深な過去。 彼女の運命を変えてしまうかもしれない謎めいた男達。 それぞれの登場人物にあるバックボーンに興味を惹かれるミステリアスな展開。 塔子が誰に惹かれていくのか？　という恋愛要素もさることながら、彼女達の運命が「神々の手の中で」どのように翻弄されてゆくのか、ワクワクさせられる物語です。

緊張感 「ぷはぁ～！」 前編を読み終えて、最初の一言です。 それほどに私は緊張しながら読んでいた。 前作に続き、謎と緊張感に溢れる作者の表現方法には、目を見張る物がある。 人の感情が『色』で見える塔子。 それ故に慎ましく目立たない様に生きてきたが、塔子の周りは大きな波が渦巻いていく。 明、雄一、英二、彼女を取り巻く男達の中で、誰よりも彼女を大きく動かしたのは、紛れも無く……（ここで名前は控えておきます） しかし物語は意外な方向へ動いていく―― 後半がまた楽しみだ。