君に出会ったこと



それは私にとって最初の奇跡でした


君といたあの時、あの街



夜の街を飛ぶ蝶のように

自由で…



私たちは確かにあの時、歌舞伎町という街にいた



そして出会いました



普通でないとすればそれは


私たちがキャバ嬢と風俗嬢だったというだけ


愛した人がホストだったというだけ




私の左胸の蝶は今でも君の右胸の蝶を探して答えを見つけられずにいます


君にこの長い長い歌を贈れることが私にとっての最後の奇跡です