一人の僕・・・・・・・。

作者俺と言う名の芸術

それは、部活から帰ってきた夕方だった。       家には誰もいない。そう、僕は1人暮らしだ。小4の時、親同士が離婚して。母親の方について、暮らしていたある日、学校から帰ったら母はいなかった。それからずっとあっていない・・・。あれから4年。僕は捨てられたのだ。あの時からどんな時でも僕は、友達に弱みを見せまいと、ずっと堪えてきた。今だから、笑って話せるけど、その時は、辛くて、胸が痛くて、誰にも話せなかった。それがもっと僕を苦しめていたのかもしれない・・・・・・・。そんな時だった。アイツが声を掛けてきたのは・・・。