一センチの雫

作者夕紀

5年前に一目惚れした魁に再会した慧美。狂った運命の歯車がゆっくりと動き出した____。






いままで一目ぼれなんて信じていなかった慧美(エミ)。



しかし、初めてあった9歳年上のいとこ神河魁(カミガワカイ)に一目ぼれしてしまった。




でも兄、そして彼女もいたことからその気持ちを胸の奥にしまいこんだ。







時がすぎ慧美は18歳でアメリカの名門大学医学部3年になっていた。






親戚が倒れた、と聞き、日本へ一時帰国した慧美。




そこで5年前、一目ぼれをした魁と再開した。









そして運命の歯車が狂った方向へ回りだした。