樋浦ユースケ

思い出を辿った先には・・・
短編ということでさくっと読み進めることができました。ただ、昔お世話になった先生との交流に関してははもう少し内容を濃くしてもよかったかもしれません。

しかし、淡々とした語り口や子供の頃の思い出を辿っていく物語の流れ、そしてその先にある意外な結末は「冷夏」というタイトルにぴったりで、とても良い作品だったと思います。