わたしの声には、寿命があります。
そんなわたしの声に、価値はあるのでしょうか?
どうせいつか出なくなるのなら、初めから使わなければ良い。
そうでしょう?
―――――――――――
声が出なくなってしまう原因不明の病に掛かっている少女、槇乃 朱美。
彼女は、ひょんな事から、幕末へとタイムスリップしてしまう。
少女は、新選組と出会って、どう変わる――?
ねぇ。
わたしね……
あなたが好き。