世間に認められない嗜好を持つ男の生涯。
その男は悩む、自分の中から湧き上がる衝動に。抑えても抑えきれない、湧き上がる欲望。
“愛する”という感情の矛先、常人ならば異性、男性ならば言わば女性に向けられる感情を、男は理解出来なかった。
世に認められぬ嗜好“ネクロフィリア”。
そう、男は“屍体”しか愛せなかった……。