神崎さん。
誰しもが持っている闇の部分を見てみたくないですか?
イケメン過ぎる店員が働く紅茶専門店、マルルーモ。意図せずそのイケメン二人と関わってしまった主人公は、不思議な体験をしていく――という、ジャンル的にはホラー・オカルトにあたる作品です。
題材は現時点で『闇』。
人間誰しもが心の奥底に抱いている闇を、作者様が素晴らしい表現力で描いてくれています。
作中、「あぁ、わかる」と何度も思いました。
汚い感情だとは分かっているけれど、復讐心を持ってしまうものなんですよね……。
それが人間の本能であり、本来の姿だと思います。
そしてそこを上手に取り上げているこの作品は、新感覚のホラー・オカルト。
オドロオドロしい表現はありませんので、ジャンル的な先入観を持たずに、是非一度読んでみてほしいです!
ユキさんとカイさんの正体が気になり過ぎる僕は、更新を楽しみに待っています。(照)