最高のハッピーエンドを

作者ほたる

本好きな控えめな少年と本好きな不思議な元お嬢様のラブストーリーと、少年を取り巻く人々とのお話



古びた本の匂いに囲まれて、君は笑った。



「私ね、その本好きじゃないの



だって、ハッピーエンドじゃないんだもの」


少し変わった君へ、君の大好きなハッピーエンドを贈ろう。