記憶というものはとてもいい加減なものである。持つものすべてが自分の良いように解釈し、心の奥深くにしまい込むのだから。
それなのに時折葛藤し、否定的な態度を見せる。
まさに身勝手な存在。
しかし、真実を知ることを恐れ、偽りの記憶に流されてしまうことは哀しいことである。