青色の靴ひも

作者秋波ゆず

いつもの図書館。窓際にある私の特等席にすわっていたのは、気持ち良さそうに眠っていた背の高い男の子でした。

いつもの図書室。


いつも私が座る席。


私の特等席だったのに。


ある日の放課後


そこに座っていたのは


気持ち良さそうに眠っていた


背の高い男の子でした。